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日本におけるアバントの現在と未来

これまで日本におけるアバントは、ハッキリ言って全然知られていません。それでも北海道の東の方ではそこそこ売れてはいました。ですがアバントのポテンシャルからすると現状では全く物足りないです。なぜなら、アバントこそ日本のように国土が小さく、災害も多く、また山坂も多く、森と湖と、さらに海にまで囲まれて、豊かな四季が存在する、そんな国にこそぴったり合うからです。

これまでのアバントユーザーの多くが農業経営者でした。それも酪農家が多くコンパクトなアバントは狭い牛舎内での作業に最適でした。東北海道にユーザーが多いのもそういったことが理由です。
一方で、アバントを多く販売する世界中の国々を見ると、アバントのユーザーに農家経営者は実は少ないです。例えばオーストラリアでは、年間250台のアバントが売れているそうですが、ユーザーの多くは林業関係者、動物園、町の環境維持団体、土木事業者、等々で、むしろ農業関係者への販売件数はほとんどないそうです。
またヨーロッパでは、競走馬育成の馬牧場や体験牧場などにもたくさん売れているそうです。

私はこの話を聞き、なるほどと思いました。これまではアバントは農家が使うものとして考えていましたが、これからは別の角度からアバントを広めていこうと考えを変えることにしました。
日本全国にはたくさんの林業関係団体、動物園、また馬の牧場があります。少しネットで調べてみるだけでも沢山出てきます。そのような、今までは思いもしなかった新しいユーザー層が実際にはたくさんある訳で、新しい環境下でアバントが忙しく動き回っている、そんな事を想像するだけで何だかワクワクしてきます。
それだけアバントは楽しい乗り物であって、夏でも冬でも色んな仕事に使えるとても素晴らしいパートナーなのです。

愛らしいルックスとカラーは誰からもすぐに愛されます。特に子供たちやファミリーが集まる動物園などにはピッタリだとも思います。可愛いだけではなくてちゃんと仕事もします。
女性の方でもカンタンに運転できます。というか、見ているだけで運転してみたくなります。実際に乗ってみると楽しくてやめられません。楽しみながら仕事をするなんて、最高だと思いませんか?

アバントの未来、
今までは日本の一部の限られた地域と業界の中で細々と動いてきました。これからのアバントは、日本全国津々浦々、色んな場面で、老若男女、様々なドライバーさんが増えたら楽しいなあと思います。日本の豊かな自然と美しい四季の中で、伸びた雑草退治や積もった大雪の除雪作業、動物園や馬牧場の毎日のパートナーとして、「アバントがなければ困るよ。」、「アバントがあって良かった。」、そんな声に囲まれるような、そんな未来を夢見ています。

BY 中沢ふみかず